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気にする人のためのアンチコメント返しマニュアル

みなみのひげ

SNSでもブログでも、運営をしているとアンチコメント(反対意見)と出くわします。
意見違いに対するまっとうなコメントなら良いのですが、世の中、しょうもないのとか、無粋なのとか、まともだけど返しに困るものとか、様々なコメントとよく出会うんですね。

さて今回は私がブログ運営するなかで、育んできたアンチコメントに対する「実際的な返し」のノウハウをまとめておきます。

結論から言ってしまえば実践すべきは「スルー」一択なのですが、アンチコメントってものをいろいろ吟味するためにも、あえて複数用意してあります。

どうぞお読みください。

アンチコメントにおける前置き(読み飛ばし可)

個人でメディア運営していると、なかなか「アンチコメントへの返し」の知見がたまりません。

世の中を見回しても、対処と言えばこんな感じ。

  • 良い意見もあるよ
  • みんなが賛成する情報なんてないよ
  • いつか慣れるよ
  • 真に受けなくていいんだよ

いやいやいや。
わかるよ。わかるけど、あまりにも実際的じゃない。

こんなんじゃ、私のようにやわなハートを持った人間は、アンチコメントつくたびにネガティブな気持ちになってメディア運営なんてやってられません。

人によっては変なコメントがつくたびに、全受け入れして思い悩んだり、うまく返しができず何時間もモヤモヤしたり、困っているようです。

よろしくないですね。

もっとふつうのメンタリティの人でも使える、実際的な返しのノウハウが必要です。次に紹介する知見は、私の個人的な蓄積ノウハウですが、それでも知らないよりは役に立つと思います。

アンチコメントへの「返し」ノウハウ

アンチコメントへの対処のポイントは「3つの”S”」を意識しておこないます。

  • すっきり気分
    自分の精神衛生を優先。すっきりできるように対応する
  • スマート作業
    スムーズor自分が得するように作業を進める
  • 素敵な返し
    なるべく争いにしない。論破しない

「3S」な返しができれば、こちらのモヤモヤもすっきりし、コメント欄も荒れずに済み、アンチも自然と離れてくれます。

アンチコメント共通の意図
アンチコメントには共通した意図があります。それは「俺・私の話に耳を傾けろ(ただし、反論は認めない)」です。内容はともかく、自分の話に耳を傾けて欲しいんですね。でもアンチコメントって、話を聞いて欲しいくせに、伝え方がとてもよろしくないケースが多いので問題になるのです。

対処法には大きく2つの方針があります。

  • 回避型
    なるべく、やりとりを回避していく方針で対応
  • 撃ち合い型
    なるべく、やりとりをする方針で対応

それぞれ解説していきますので、読んでみてください。
(あおる炎上芸は鉄のメンタルが必要なので、今回のノウハウからは抜きます。)

回避型

反対意見とのやりとりを回避していく方針で対応していきます。

損をなくす方向性のやり方です。
ローリスク・ローリターン。
時間や手間をかけずにできます。
実践しやすいです。

回避型は3つの返しがあります。

アンチコメント返しノウハウ|回避型

スルー

無視します。

何もする必要がないのが魅力。
アンチなんて相手にする必要ないよっていうスタンスです。相手からしても「無視される」のは、コメントにかけたエネルギーがムダになるわけですから、わりと心にきます。

こちらの「相手にしたくないです」という無言のメッセージを受け取ってくれる人もいます。

良手です。

ブロック

アカウントをブロックしてシャットアウトします。

コメントは非表示にしましょう。
この作業に罪の意識を持つ運営者さんもいるようですが、「他のユーザーさん」を守れるメリットがあります。関係ない人がコメント欄を見て酷いコメントだと、気分を害する可能性があり、それを回避できます。

アンチか他のユーザーさんかといえば、他のユーザーさんを守るべきです。

ライクオンリー

最近はハートボタンやライクボタンがコメント欄についていますので、機械的にボタンだけ押しておきます

回避型のなかでは、少し撃ち返しがある手です。
「読んだよ、(内容はともかく)ありがとね」くらいのメッセージが相手に伝わると思ってください。ちなみにこれが嬉しくてコメントを増やすクソリパー(しょうもないコメントをする人)もいますので注意が必要です。

使う相手は選んでください。

撃ち合い型

次に回避型とは違い、反対意見へ反応し、コメントを撃ち返していく方法を紹介します。

リスクをとって3Sの効果を強めます。
時間や手間のかけ方によって種類があります。
回避型より時間を取られます。
泥かけ論・嫌味の言い合いは3SじゃないのでNG。

撃ち合い型にはコメントの方向性があり、それによって対応が違ってきます。

  • 相手を味方にしたい ⇔ 相手を排除したい
  • 自分の得を増やしたい ⇔ 自分の損をなくしたい

この4つの観点を踏まえて、その時の自分好みの撃ち返しを行います。

定型文返し

定型文を決めておいて、何も考えずただそれを返します。

例1:参考になります。
例2:なるほど。色んな考え方があるんですね。

似たようなアンチコメントが多い、コメント対応はしたいけど時間はムダにしたくない方針の人向けです。

楽チンさを優先しましょう。
よほど、相手が激怒しない限り、文脈がおかしくてもそのまま送って差し支えありません。キーボードの辞書で「返し」と打ったら出てくるなど、ショートカットを設定しておくと楽です。

一言ポジティブ返し

一言だけポジティブコメントを返します。

例1:良いですね!
例2:おー!なるほど、さすがです!

時間はかけられないけど、相手を味方だと思っている場合に使います。前向きにコメントしてあげたいときのやり方です。

感謝返し

手短に感謝します。
感謝を嫌う人はいませんし、そして、話がいったん終わります。

例1:色んな考え方があることに気づかせていただき、ありがとうございます。
例2:自分ではまったく思いつかない新しい考え方でした。ありがとうございます。

一言ポジティブ返しよりも、さらに相手を味方だと思っている意味合いが強いです。返答が来るのは嫌だなと思う場合は、多少、定型文の感じを強めに出しておきましょう

正論かぶせ

王道の返しです。堂々理由を語ります。

例:
アンチ「節約、節約言っているのに、高い化粧品ばかり買ってるじゃん!ウソつき!」
返し「私の節約したお金の使い先って、コスメなんです。すごく大好きで!色々なものを試したり、それをインスタで紹介するのが楽しみになっています!だから節約も頑張れています!」

自分の意見だけかぶせます。
すっきり感や、こちらの得をとりにいきます。

正論でも指摘はNG

正論を返すときは、つい相手の「矛盾・間違い」を指摘しがちですが、それだと相手が向きになって頑なさを増してしまいます。前向きに自分の話をするのがミソ。「こいつ、私の話聞かないで自分の話ばっかりしてるじゃん…別にいいけどさ」と相手が思えば、コメントしてこなくなります。

NG例:
アンチ「節約、節約言っているのに、高い化粧品ばかり買ってるじゃん!ウソつき!」
返し「私の節約したお金の使い先なので好きに使って当然ですよね?高い・安いは関係ありますか?何がウソなんですか??」

これは相手の心が荒れて、問題が長引く可能性が高いです。
私の経験上、「クソリプをつつくあなたもクソリパー」という格言があります。

指摘はコメント欄が野暮になりコンテンツの質も落ちる諸刃の剣です。ご注意を。

PR差し込み返し

意外と良手。
疑問形のコメントをしてきた相手には、ボリュームを割いてコンテンツの解説を返します。

例:
アンチ「節約、節約言っているのに、高い化粧品ばかり買ってませんか?」
返し①
「ちょっと説明不足でしたね。すみません。確かに高い買い物だなと思いますし、節約もしてる中、矛盾してるなと自分でも思いました。でもコスメが肌にあわずに悩んできた私にとっては、本当、安いと思えるくらい価値がある化粧品なんです。実はいっぱい買ってるようですけど、〇〇のブランドの〇〇ってラインだけお金かけてるんですよー」
返し②
「(簡単に説明をする)より詳しくはブログにも書いているので、よければこちらの記事も読んでみてくださいね。」

これの良いところは、コメント欄を見た他のユーザーにとって魅力的な補足コンテンツが出来上がっているところ。

実際、説明をされたら「なるほど」とアンチじゃなくなる人もいるし、試みるメリットが大きいです。

もちろん、あまりPRしすぎるのはNG。
あくまで誠実さの範囲で、(ちょっと暑苦しい感じを入れつつ)解説的にコメントを返します。

困惑返し

相手が困惑するような意味不明な返しを、わざとやります。ちょっと変わった返しです。

例:

アンチ「節約、節約言っているのに、高い化粧品ばかり買ってますね」
返し「( ͡° ͜ʖ ͡°)( ͡° ͜ʖ ͡°)( ͡° ͜ʖ ͡°)」

アンチコメントをする人は謝罪など定型の返しを求めているケースが多いです。

なのに求めた返しがこない上に意味不明だと、怖さで自然とコメントも減るわけですね。

メディア上でのキャラ設定とかもあるので、やれる人は限られます。

「おサルさんの名前」を自動で返信する人

ちょっと誰か忘れちゃったんですけど、以前みたツイッターアカウントで、「おサルさんの名前」を自動で返信する人がいました。(すべての人にそういう返しをしていました。)
批判コメントをしてくる人からすると、いきなり「コモン・マーモセット」とか返ってくるので無言になるし、反対に健全なコメントをする人は心に余裕があって、おサルさんの名前にツッコミを入れたりするので、そこから会話が続いていて、良いフィルタリングになってるなーと思いました。

傷つき返し

「侮辱罪」や「名誉毀損」に発展しかねない言い方をしてくる人もいます。

そういう人には前だってこちらがきちんと被害をこうむっていると主張しておくことが有効です。

例:
アンチ「ウソつき詐欺師!こいつが書くのはウソばかりだ!」
返し「私はウソつき詐欺師ではありません。指摘ならともかく、公然で言葉による侮辱をされるとは思ってもおらず傷ついています。恐れ入りますがコメントをお控えください。」

アンチコメントをする人は私には何も問題は起きないだろうという前提で、「ガンガンいこうぜ」な言い方をする傾向があります。

向こうの罪ですが、こちらが告訴する前にはやめてほしいところ。
人間間の問題は和解が大事なので問題を認識してもらい、コメントを控えてもらいましょう。

ちなみに「通報しますた」とかはNGですよ。炎上するよ。

共感・傾聴返し

性善説に立ち耳を傾けます。

アンチコメントをしてくる人がもっとも望んでいることを叶えてあげます。

例:
アンチ「節約、節約言っているのに、高い化粧品ばかり買っていますね」
返し「おっしゃる通りかもしれません」
アンチ「かもしれませんじゃなくて、そうでしょう?」
返し「おっしゃる通りです」
アンチ「結局、節約と言いながら、お金を浪費して..。あなたのやってることは矛盾してますよ」
返し「たしかにそうでしたね..。すみません、ちょっと欲に目が眩んでました。節約に励みたいと思います」
アンチ「頑張ってください!私も専業主婦で子供が3人います。(〜自分の話〜)お金が本当になくて、食費は月1万円以内!」
返し「そうなんですね!節約、すごい頑張られてますね!」
アンチ「まだまだ頑張らなきゃ!高級化粧品なんて買うヒマないわ笑」
返し「あ、私、肌が敏感で..。仕事もあって、この高い化粧品は買わなきゃなんです..。すみません、でもまだまだ他でも節約頑張れそうですよね!」
アンチ「そうだったのね。できることでいいのよ、いっしょに頑張りましょう!」
返し「ありがとうございます!頑張りましょうね!」

アンチな人も自分の事情を鑑みてくれる味方だとわかると、一転して味方になってくれたりします。

ただ、このくらいで済まず2時間くらい語りたい人もいますし、文句言うだけ言って去っていく人もいます。それを全部、傾聴してまわるのかって…。悲しいかな、ネット上では美談で終わることは稀です。

自分の気持ちを抑圧して意見を曲げてしまいがちな人には、完全な悪手となります。

  • 知り合いなど顔が分かる
  • こちらの話がわかる相手
  • 相手をする人数が少ない

などの限られた条件で使いましょう。ネットでその状況は少ないので、あまり選ぶことはない手です。

アンチコメント返しまとめ

返しをまとめるとこちら。

アンチコメント返しノウハウ|回避型

  • スルー
    いちばんラクチン。とりあえずはこれ
  • ブロック
    問題になりそうなら早めにブロック
  • ライクオンリー
    悪気がなさそうならサラッとライクだけ
アンチコメント返しノウハウ|撃ち合い型

  • 定型文返し
    時間を取りたくない返しはこれ
  • 一言ポジティブ返し
    もう少し手間をかけるならこれ
  • 感謝返し
    とりあえず前向きに終わらせたいならこれ
  • 正論かぶせ
    王道。自分の話だけする。指摘はNG
  • PR差し込み返し
    意外と良手。コメントを読む他の人を意識
  • 困惑返し
    運営者が不思議系キャラだったら効果あり
  • 傷つき返し
    侮辱罪や名誉毀損で闘う前に
  • 共感・傾聴返し
    性善説に立つ。時間がかかりすぎる

全11種類の返しでした。

最後の共感・傾聴返しを読むと、なんとなくわかると思いますが、アンチコメントをする人は、別に異常者ではなく、ごく普通の人です。

  • 状況
  • 集中度
  • 内容
  • 相手
  • ストレス具合

などなど。
こういった要因によって、ふつうの人がアンチコメントをします。

極端な言い方をすれば、自分だって、誰かに、いつの間にか変なコメントをする可能性を秘めています。っていうか多分、してます。

私なんか酒飲んで妻に講釈たれたときは、完全にクソリプだと言われたことあります。あぁ恥ずかしい。たしかに家計の悩みを聞いて、政治の話とかしだしますからね。完全におっさんクソリパー。

そうなんすよねー。
そうなんすよねー..。

まぁ自分がアンチコメントをついしちゃうと思えば、多少、アンチコメントを見ても優しくなれ…ると良いな。いやでもこんなアンチコメントの返しなんてネチネチ練っているような時点で優しくないか。まぁでも良いか、もうおっさんだし。

とりあえず、アンチコメントへの返しがうまくいくと、ひとつの成功体験になってアンチコメントを見たときのモヤモヤ感が格段に減ります

うまく対処できる自信がつくと、モヤモヤが減るんですね。

これは気にする人にとっては良いことでしょうから、ぜひ上の「返し」は覚えてみてくださいね。私は気にする人の味方や!

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